1/31-2/11▷LAERKHOLM Maja個展|“Underneath” 下に

2024年1月31日(水)〜2月11日(日)
12:00~19:00 日曜は17:00まで 月・火休廊

目には見えない思い。

No Name(2023)
acrylic, recycled paper, canvas 117 x 91 cm
L4( 2023)
acrylic, recycled paper, canvas 91x 72 cm

gallery fuでは2024年1月31日(水)から2月11日(日)まで「LAERKHOLM Maja SOLO EXIHIBITION | “Underneath” 下に」を開催いたします。
LAERKHOLM Maja(以下マヤ)は、現在東京在住の東京在住のデンマーク人アーティストです。本展覧会は、大きく分けて風景画と抽象画の2つにより構成されています。
マヤが描く風景画は、日本、そしてデンマークという2国の文化の要素を融合させた非常に魅力的なスタイルを確立させています。彼女は、日本とデンマークという違いがあるように感じられるふたつの国の根底には同じ感覚があるといいます。それはタイトルである“Underneath(下に)”というに言葉に表されているように、一見すると全く違うもののように捉えられる物事も、さらに深い眼差しを向けたときに共通点を見出すことができるというものです。
抽象的な構成に焦点を当てた作品には、再生紙から作られた3D構造が組み込まれ、個性的なスタイルを持っています。画中に使用される再生紙は、2022年12月にコペンハーゲンから東京に移動する際に彼女の家族の持ち物に巻かれていた紙です。デンマークから日本へ、日常生活で使用するものを保護し、運んできた紙。このアプローチは、彼女のアートに深みと質感を加え、見る人に魅力的な視覚体験を生み出すことにとどまらず、作品を通して、紙の持つ歴史をごく自然な物語として私たちの心に刻み込みます。
文化や地理的境界を越えて観客を魅了するマヤのさらなる探求は、これからも続くことでしょう。
“Underneath(下に)”、日本とデンマークというふたつの国へ抱く思い、そして風景画と抽象画という表現スタイルの違いの下に隠された彼女の心情などを感じていただきたいと思います。
gallery fu代表 鈴木智惠


Maja Laerkholm

理学修士: 戦略、組織、リーダーシップ、
2014 年 コペンハーゲン ビジネス スクール

個展
2023年「Japandy Universe」、ベータ東京ギャラリー/東京
2022年「Golden Moments」Gallery Kvaser/コペンハーゲン
2021年「開発」ポートランド・タワーズ/コペンハーゲン
2019年「霧の中へのヘッドライト」デロイト デンマーク本社/コペンハーゲン
グループ展
2023年「Light & Shadow」ILLUMS 青山/東京