10/4-10/15▷唐貫虹|擦れ違うホライゾンを僕たちは歩き続けて行く

2023年10月4日(水)~10月15日(日)
12:00~19:00 日曜17:00まで 月・火休廊

それでもきっと出会えると信じて

イメージ写真

gallery fuでは、10月4日(水)~10月15日(日)まで「唐貫虹|擦れ違うホライゾンを僕たちは歩き続けて行く」を開催します。インスタレーション(平面作品約20点)

唐貫虹(とうかんこう)は、高校を卒業した18歳のときに中国から日本にきて、今年10月でちょうど10年になる。当初は日本語もほとんど話せなかったという。日本とは違う歴史、文化、言語、教育をもった彼が10年という時間を経て感じ、考えることは何だろう?
彼は「自分というものを相手に伝えようとしても100パーセント理解してもらうことはなかなか難しい、相手を理解するということは、相手の立場や視点に立って相手を見ようとする態度が必要なのだと思う」と言う。言語や態度をもってしても伝わりにくいことを、彼はこの10年、自分が得意とする美術という、歴史観も言葉もそれほど必要としない視覚表現を用いて伝えようとしてきたのだろう。
本展覧会のタイトルに用いた「ホライゾン」とは日本語では地平線、水平線と訳すことができる。それは地面または海と空の境界をなす線のことである。しかし、実際にそこに線が引かれているわけではない。そして大地と空、海と空は決して融合することはない。唐はこれまで人と人、存在と存在の関係性や繋がりを作品化してきた。理屈の上では交わることはないホライゾンだが、同じ地平に立ち同じ空を見つめ歩き続ける限り、私たちはいつかどこかで必ず出会えると信じたい。
gallery fu代表 鈴木智惠

唐貫虹(とうかんこう)/Kankou Tong
1995年 中国江蘇省南京市まれ
2022年 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業

個展
2023年 「接近するバウンダリー」ギャラリー58(東京)
2022年 「余燼 embers」ギャラリー58(東京)
2022年 「leave me not」gallery fu(横浜)
グループ展
2023年「荒野之国 パフォーマンス商店」(成都・中国)
2023年「再来さんやー小さい芸術祭 2023 kickoff 展」ARTiX3 GALLERY(東京)
2023年 gallery fu10周年記念展「LOVE+art+PEACE」gallery fu(横浜)
2023年「東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画第2・第5研究室による地域リサーチ報告展 《まちの経緯(たてぬき)》」 旧曽我織物工場(群馬)
2023年「ARTiX3 SOFT OPEN EXHIBITION」ARTiX3 GALLERY(東京)
2022年「WATOWA ART AWARD 2022」WATOWA GALLERY/THE BOX TOKYO(東京)
2022年「Ikori song+唐貫虹 二人展 羽をつけた生き物」銀座スルガ台画廊(東京)
2019年「トロールの森国際野外アート展2019」東京都立善福寺公園(東京)
2019年「東京インディペンテント2019」東京芸術大学・陳列館(東京)
2019年「三人展 deposition」MAJERCA GALLERY(東京)
キュレーション
2023年「掠めてゆく-洪張良&卓海寧二人展」Moon Gallery&Studio(東京)
受賞歴
2022年「WATOWA ART AWARD」審査員高橋隆史賞