11/15-11/26▷三橋康弘写真展|鉄道と彼女と私の10年

2023年11月15日(水)〜11月26日(日)
12:00~19:00 日曜日17:00まで 月・火休廊

独自の視点で捉えた鉄道写真を撮り続けている三橋康弘の10年、そしてその先へ。

駅と彼女。

gallery fuでは、11月15日(水)~11月26日(日)まで「三橋康弘写真展|鉄道と彼女と私の10年」を開催いたします。鉄道が好きで好きでしょうがない写真家、三橋康弘。しかし彼の写真は、鉄道車両を写すだけに止まりません。鉄道を利用している女性とその利用駅、そして周辺の風景を取り入れることでその地域の特徴から時代までを写し出しだそうと試みる作品「駅と彼女。」シリーズ。それぞれの駅に違いがあるようにそれぞれの女性たちの個性と「そのとき」という時間が絡み合います。また、鉄道車両の整備士などの裏方に注目した作品「鉄道を支える人たち」なども、三橋独自の視点が感じられます。
本展覧会では、彼のこの10年の活動を振りかえります。写真作品の創作活動において「この10年が飛躍的な時期であった」という三橋康弘、gallery fuでの個展以前に、9月には横浜のPlaceM Yokohamaで、10月から11月初旬にかけては東京両国のピクトリコギャラリーで個展を開催するなど、今年はとくに精力的に活動してきました。「改めて自分自身の作品を振り返る機会を設けることで次の10年へ繋げていきたい」と語る彼の現在地、そして未来へと繋げる本展覧会「鉄道と彼女と私の10年」にご期待ください。
gallery fu代表 鈴木智惠


展覧会によせて
2013年に東京で初個展を開催してから、「駅と彼女。」や「電車を待つ彼女」などの鉄道ポートレート、鉄道車両の整備士などの裏方に注目した「鉄道を支える人たち」、鉄道の日常風景を撮影した「今日も鉄道日和。」といったさまざまな写真作品を発表してきました。この10年間は写真作品の創作活動において飛躍的な年であったので、改めて自分自身の作品を振り返る機会を設けることで次の10年へ繋げていきたいと思いこの写真展「鉄道と彼女と私の10年」を開催することとにしました。今回の写真展では2013年から2023年に発表してきた作品や未発表カットを展示します。
三橋康弘

三橋康弘/MITSUHASHI Yasuhiro
公益社団法人日本写真協会(PSJPSJ)会員、OM SYSTEMアンバサダー
1983年 神奈川県横浜市生まれ
2007年 神奈川大学経済学部卒業
2013年 PHaT PHOTO写真教室東京校10DFクラス卒業
2014年 第53回富士フイルムフォトコンテストのフォトブック部門に入選
2017年 日本・モンゴル外交関係樹立45周年記念特別写真展へ出展
2021年 東京写真月間2021企画展「変わりゆく2020年代の写真」に選出
現在はITコンサルタントとして働きながら、休日を中心に写真作品を撮影している。被写体は鉄道、人物、風景など多岐にわたる。
主な個展
2013年「これまでとこれから」アイアイエーギャラリー/東京・日本橋
2016年「駅と彼女。」エプソンイメージングギャラリーエプサイト/東京・丸の内
2017年「今日も鉄道日和。」NADAR/TOKYO/東京・南青山
2018年「列車は新宿をめざす」オリンパスプラザ東京アンバサダースクエア/東京・西新宿
2018年「電車を待つ彼女」ピクトリコショップ&ギャラリー表参道 GALLERY1/東京・神宮前
2019年「駅と列車と彼女と」横浜市民ギャラリーあざみ野展示室2B/横浜・あざみ野
2021年「2つの車窓から」ピクトリコショップ&ギャラリー表参道 GALLERY1/東京・神宮前
2021年「駅と彼女。」写真集出版記念展 ユカイハンズ・ギャラリー/東京・関口(早稲田)
2022年「駅と彼女。」京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスク/京都・東山
2022年「鉄道を支える人たち」ケンコー・トキナーギャラリー/東京・中野
2023年「光彩」PlaceM Yokohama/横浜・上反町
2023年「鉄道と彼女と私の10年」ピクトリコショップ&ギャラリー/東京・両国
2023年「鉄道と彼女と私の10年」gallery fu/横浜・石川町