11/2-11/13▷VIKI×坂間真実|Xenos(クセノス)

2022年11月2日(水)~11月13日(日)
12:00~19:00 日曜日17:00まで 月・火休廊
アーティスト・トーク+パフォーマンス(事前予約制)
11月 5 日(土)16:00~17:00
11月12日(土)16:00~17:00
入場料:1000円(ドリンク付き)

自分は何者であるか?からあなたは何者であるか?

gallery fuでは、112日(水)から1113日(日)まで「VIKI×坂間真実|Xenos(クセノス)」を開催いたします。

タイトルに使用したXenosはギリシャ語で「変わった、稀な、よそ者」という意味をもつ言葉です。本展覧会では、そもそもアイデンティティなどあるのか、という疑問から、現代美術家VIKIと坂間真実が、変幻自在に変容する“Xenos”という人物を通して現代のアイデンティティを考えます。

アイデンティティ=identityは、ラテン語のidentitas(同じであること)からきていて、日本語では「同一性」とも「存在証明」とも訳されています。フロイト派の社会心理学者EH・エリクソンが使用し、日本では文芸評論家・江藤淳が『成熟と喪失』(1967年)の中で紹介したことで日本社会に浸透しました。

「同一性」というと、自身のなかに確固たる自分がいるはずで、その核となる自分らしさを確信していく言葉、と考えがちですが、自己を形成しているものは、環境であり、他者からの視線である、と仮定してみるとアイデンティティの捉え方が変わってきます。そこで重要なのは、第三者が「私」を見る目であり、それはイコール「私」が「他者」を見る目に関わってきます。

私たちは、他者との関わりのなかで、他者を観察し、自分なりに「この人はこういう人だ」と理解します。そこを決定づける際に偏見や思い込みが作用していないでしょうか?

VIKIが演じる“Xenos”は、性別、国籍などの属性を持たず社会的通念に固執しないさまざまな顔を持つ人物です。この自由自在に自分を変容させることのできる謎の人物“Xenos”を通して、自己と他者、外見と内面、社会の制度などからアイデンティティに迫ります。

どうぞお楽しみください。

gallery fu代表 鈴木智惠

アーティスト・トーク+パフォーマンス(事前予約制)
11月 5 日(土)16:00~17:00(15時30分までにご来場ください)
11月12日(土)16:00~17:00(15時30分までにご来場ください)
入場料:1000円(ドリンク付き)
事前予約申し込みサイトはこちら
下記QRコードからもアクセスできます

VIKI/ヴィキ
日常的で記憶に残らないような時間や消費行動を「時間のささくれ」とし、情報社会に生きる自身と他者との関わりや「個」としての在り方など、時間にまつわる言語を考察しながら制作をしている。
日本全国からレシートを集め、作品にするプロジェクトを行っている。2015年からアイロンとレシートを使ったライブアートパフォーマンスを開始。熱を与えると変色する感熱紙の特徴を生かし、熱でドローイングする。ほか、壁画、油画、インスタレーション、グラフィックデザインなど、活動は多岐にわたる。

2022年「The Prize Show!~What’s藝大?~」藝大アートプラザ/東京
2022年「Art Fair GINZA tagboat×MITSUKOSHI」銀座三越/東京
2022年「愛と狂気のマーケット」ラフォーレ原宿/東京
2022年 個展「Face of Face」gallery fu/神奈川
2022年「エピソードONE 次世代アーティスト16人展vol.1」阪急うめだ本店/大阪
2022年「Unconsious Mirror」ギャラリー自由が丘/東京
2022年「アートフェア東京2022」東京国際フォーラム/東京
2022年「Tagboat Art Fair2022」東京都立産業貿易センター浜松町館/東京
2022年「TAGBOAT ART SHOW×阪急MEN’S TOKYO」tagboatギャラリー/東京
2022年「第70回東京藝大卒業・修了作品展」東京都美術館/東京
2021年 個展「change the scape」CROSS OVER神楽坂-cafe&gallery-/東京
2021年 グループ展「特別展|gift from…..to…..」galleryfu/神奈川
2021年「A56 SHIBUYA STYLE vol.15」渋谷オルタナティブスペース/東京
2021年 個展「この人、さがしてます。」ギャラリー自由が丘/東京
2021年「TAGBOAT ART FAIR」東京都立産業貿易センター浜松町館/東京
2021年 個展「#君って、、、」TAKU SOMETANI GALLERY/東京
2020年「TAGBOAT ART SHOW」東京都立産業貿易センター浜松町館/東京
2020年 グループ展「特別展|gift from…..to…..」gallery fu/神奈川
2020年「100人10」馬喰町ログズビル/東京
2020年 個展「Narrative Fragments もうひとつのあなたと、わたしと、せかい」ギャラリー自由が丘/東京
2020年「第14回藝大アートプラザ大賞展」準大賞受賞 藝大アートプラザ/東京 
2020年「三菱商事アート・ゲート・プログラム2020年度奨学金制度奨学生作品展」MC FOREST・ROUTE CAFE AND THINGS/東京
2020年「ターナーアワード2019」入選 ターナーギャラリー/東京
2019年「14th TAGBOAT AWARD」世田谷ものづくり学校/東京 入選
2019年「2th アートハウスおやべ現代造形展」アートハウスおやべ/富山 入選
2019年 個展「TSUNAGU GALLERY vol.9」国際紙パルプ商事1Fエントランス/東京
2019年「SICF20」青山スパイラル/東京
2019年「アートオリンピア2019」学生部門入選
2019年「AFAF AWARD 2019」入選 福岡アジア美術館/福岡
2019年「IndependentTokyo2019」染谷琢賞受賞 ヒューリックホール/東京
2019年「コミテコルベールアワード2019」入賞 東京藝術大学美術館/東京
2019年「SHIBUYA ART AWARDS2019」入選
2019年「アート解放区」(TENOHA代官山/東京
2018年「忍町アートギャラリー」(牧禎舎/埼玉
2019年「UNKNOWN/ASIA2018」ハービスHALL/大阪 曽根裕賞受賞
2017年 二人展「Receipt × Robot」笹塚ネバーエンディングランド/東京
2017年「SICF18」青山スパイラル/東京
2016年 個展「【Madonna】~聖なる母槽~」DesignFestaGallery原宿/東京
2016年 二人展「空気の顔」DesignFestaGallery原宿/東京
2016年 グループ展「間展」DesignFestaGallery原宿/東京
2016年「〇展」東京藝術大学アートスペース/東京
​LivePaint
2019年「六本木アートナイト2019」六本木ヒルズウエストウォーク2F/東京
2019年 上大岡・京急百貨店 上大岡・京急百貨店6F/神奈川
2018年「真夏のデザインフェスタ2018」東京ビックサイト/東京
2018年「ユトリエ」博多阪急/福岡
2018年 横浜髙島屋 髙島屋6階Aエスカレーター前/神奈川
2017年「デザインフェスタvol.45」東京ビックサイト/東京
2017年「OSAKAアート&てづくりバザール」ATCホール/東京
2017年「エコフェスせたがや2017」二子玉川ライズガレリア/東京
2016年「學展2016」東京ビックサイト/東京
Other
2019年「片道列車」メインヴィジュアル、他 音楽ユニット「かなわない恋」
2016年 事務局壁画 DesignFestaGallery原宿/東京
2016年「さくら亭」壁画 DesignFestaGallery原宿/東京
2011年「てら旨」壁画、ロゴ制作/東京
Media
2020年「凄技クラフトマン」
2020年「FA-magazinevo.57」
2020年 読売テレビ「もったいないオバケちゃん」
2020年 日本テレビ「ヒルナンデス!」
2020年 日本テレビ「スゴ動画超人GP」
2019年 日本テレビ「ヒルナンデス!」
2019年 日本テレビ「世界まる見え!世界特捜部」
2018年 日本テレビ「nextクリエイターズ」#19
2018年 熊谷経済新聞インタビュー
2018年 NHKEテレ「Rの法則」
2018年 BS11「日本創造紀行和ーティスト」
2018年 日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」
2018年 LINE LIVE「LINEトリビア」
2018年 朝日新聞横浜版
2018年 神奈川新聞
2018年 博多読売新聞
2018年 日本テレビ「ヒルナンデス!」
2017年 NHK Eテレ「シャキーン!」
2017年「Japan Times」インタビュー
2017年 テレビ朝日「デザイン・コード」#165
2017年「WORLD ARTIST」2017.3.2
2017年「TSUNAGUvol.34」インタビュー
Shop
2018年「ViableKids.」DesignFestaGallery原宿/東京

VIKI公式オンラインショップ開設、他、バンド、舞台等のロゴ、フライヤー、CDジャケットデザインetc.
その他、ファッションショー、音楽イベント多数出演

VIKI公式オンラインショップはこちら→VIKI
websiteはこちら→Viablekids.

坂間真実/SAKAMA Mami
制作におけるテーマ「日常で感じる非日常な感覚」をテーマにしたコラージュ作品を制作。
写真から切り取られた小さな紙片を元の画像に幾重にも貼り合わせ、
インスタレーションや平面作品として再構築する。その他、インタビューやパフォーマンス等をモチーフにした身体的な映像作品を制作。

2007年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了

個展
2021年「ビデオ・レター」gallery fu/神奈川
2014年「comet」gallery fu/神奈川
グループ展
2022年「MOTHER 機械じかけのコウノトリ」gallery fu/神奈川
2021年「mother 私たちはどこからどこから来たのですか? 私たちは誰ですか? 私達はどこに行くの?」gallery fu/神奈川
2020年「SICF21」スパイラルホール/東京
2019年「ARTBOOK/ARTGOODS」BankARTStation/横浜
2019年「SICF20」スパイラルホール/東京
2019年「mother平成の聖母子像」gallery fu/神奈川
2018年「gift+GreenBox」gallery fu/神奈川
2018年「ArtBazaar」gallery fu/神奈川
アーティスト・イン・レジデンス
2015年「OPEN STUDIO 2015」BankART studio NYK/神奈川
2013年「OPEN STUDIO 2013」BankART studio NYK/神奈川
2012年「OPEN STUDIO 2012」BankART studio NYK/神奈川
2011年「OPEN STUDIO 2011」BankART studio NYK/神奈川
2010年「Summer Open 2010」BankART studio NYK/神奈川
作品展示
2018年「BEAUTY?」みなとみらい線馬車道駅ホーム
2017年「脱・皮」FUTURE CULTIVATORS PROGRAM 2017/東京、京都
舞台・パフォーマンス出演
2009年「de noise」(伊東篤弘〈OFF SEASON〉として参加)六本木Super Delux/東京
2008年「帝国、エアリアル」新国立劇場小劇場/東京
受賞歴
2013年 第87回「装苑賞」入選
2012年 第15回「岡本太郎現代芸術賞」特別賞

websiteはこちら→SAKAMA MAMI ART WORKS