10/26-10/28▷生越文明写真講座修了展|横浜の光と影

10月26日(金)~10月28日(日)
12:00~20:00 最終日18:00まで 入場無料

真摯に向き合うということ。

gallery fuは、1026日(金)~1028日(日)まで写真展「生越文明写真講座修了展|横浜の光と影」を開催いたします。

gallery fuを座学会場として、今年6月にスタートした写真家・生越文明の写真撮影講座「背景力アップ|モノクロ・ワークショップ」に参加した7名の受講者の作品とあわせて講師を務めた生越文明の作品を展示します。被写体の持つ物語や歴史を学ぶことからはじめた成果をぜひご高覧ください。

出展者
浅間勝、朝倉聡美、大内雅史、関直美、竹下美幸、生井沢清、山田洋史、生越文明

展覧会によせて
本日は、背景力アップ・モノクロ・ワークショップ修了展「横浜の光と影」にお越し頂き、誠にありがとうございました。

作品造りのほとんどを「横浜」に依存している私にとって、横浜の都市の成り立ちや、歴史を調べること。つまり、背景を知ってから撮ることは、写真家として自然の成り行きでした。この行為により、過去からの連続した時間軸の上に立って眼前にある被写体を観察し、その存在に敬愛の念を持てるからです。

しかし、デジタル機器で手軽に綺麗な写真を撮れる昨今では、どうも表層だけの撮影となっている気がしてなりません。

そこで、このワークショップでは、まず横浜の都市形成の変遷、歴史、並びに作品造りのフォローチャートを学んで頂きました。そして、2回の撮影会(山手洋館エリア、横浜港・外国人居留地エリア)と講評会を通して、被写体の向こう側にある意味を考えながら展示作品を造り上げました。また、最後の講義では、デジタルの特性を生かしたモノクロ現像、プリントも体験してもらいました。

ここに、受講生の皆さんが4か月間に渡り、真摯に写真に向き合った成果を発表させて頂きます。じっくりとご覧頂けたら、たいへん嬉しく思います。(講師・生越文明)

生越文明写真講座「背景力アップ|モノクロ・ワークショップ」の講座内容はこちらからこちらから