7/25-7/28▷木村健太郎陶芸展
2024年7月25日(木)〜7月28日(日)
12:00~19:00 最終日は17:00まで
山梨県の山の中に窯をつくり、絵皿や陶板を中心に制作する木村健太郎の個展
gallery fuでは、7月25日(木)から7月28日(日)まで「木村健太郎 陶芸展」を開催します。
木村は、山梨県上野原市の山の中(標高550m)に陶芸窯を自作し、手びねりの器や陶板などを制作しています。窯は、耐火レンガと耐火コンクリートで組み、燃料は灯油を使用。鉄分の多い赤い粘土で成形し、水で溶いた白い化粧土を筆で塗り、乾く前にスポンジで叩いて凹凸をつけます。陶器も陶板も、作画は粘土を絞り出す技法(イッチン)で輪郭を描き、土手で囲った中に釉薬を流し込んで、1,250℃の窯で焼いてます。また、釉薬の調合は、顔料をいっさい使わず、昔から陶器制作で使われている酸化鉄、酸化銅、酸化コバ ルト、二酸化マンガンなどの酸化金属を使い、美しい透明感のある発色にこだわっています。作品は、凹凸が感じられ、優しい手触りで温もりが伝わってきます。
いずれの作品も基本的には同じ手法を用いていますが、一作品ごとに輪郭を描き制作するため、同じ動物の絵柄であってあも、微妙に表情や大きさの違いが現れてきます。動物好きの木村ならではのアプローチをお楽しみください。
木村健太郎は全日在廊いたします。
ご購入頂いた作品は一部を除きその場でお持ち帰りいただけます。