4/8-4/23, 4/29-5/14▷10周年記念展|LOVE+art+PEACE
Part.1▷2023年4月8日(土)〜4月23日(日)
Part.2▷2023年4月29日(土)~5月14日(日)
12:00〜19:00 日曜17:00 月・火休廊
アートを自由に楽しめる幸せを噛みしめて
gallery fuは2023年4月8日(土)から4月23日(日)までと4月29日(土)から5月14日(日)までの2回に分け、大好きな「アート」をなにものからも制限されることなく楽しめる「自由」が続くことを願い、gallery fu開廊10周年記念展「LOVE+art+PEACE(ラブ+アート+ピース)」を開催いたします。
2013年4月5日、アートを通じてさまざまな出会いや新しい創造を生み出すことを目指し、カフェを併設した体験型アートスペースとしてスタートしたgallery fuは、今年10年周年を迎えました。個展開催やグループ展参加を快く引き受けてくださった美術家のみなさんやご来場いただいだ大勢のアートファンのみなさまに支えられて歩んできた10年の節目として、gallery fuゆかりの若手美術家を中心に、Part.1とPart.2の2回に分けたグループ展を開催いたします。
お付き合いが始まった順に、Part.1は、坂間真実、坂田恭平、千葉大二郎、齋藤杏奈、小林大悟、青島綾音、石山あゆみ、白谷琢磨、杉山佳の9名、Part.2は、田中彰、青木飴色、ヨウカ、林樹里、ヴィキ、儲靚雯、唐貫虹、岩﨑拓也に、今回初参加の上條信志、高橋健人を加えた10名の作品をご紹介いたします。次代を担う美術家たちの現在地をどうぞごゆっくりお楽しみください。
gallery fu 代表 鈴木智惠
出展作家_part.1
4月8日(土)から4月23日(日)
坂間真実 SAKAMA Mami
2007年 東京藝術大学大学院 美術研究科先端芸術表現専攻修了
映像や写真から切り取られた小さな紙片を幾重にも貼り合わせ、新印象派のような粒子の世界を表現するコラージュを制作。インタビューや身体表現を記録する映像作家としても活動。
website→ http://www.mamisakama.com/
坂田恭平 SAKATA Kyohei
2016年 多摩美術大学大学院 美術研究科博士前期課程絵画専攻日本画研究領域修了
「万物は連綿と移り変わるエネルギーによって形づくられる」をテーマに金箔に墨で描いた絵画作品を制作。
website→ https://www.sakatakyohei.com/
千葉大二郎 CHIBA Daijiro
2016年 東京藝術大学大学院修了
HASSUISMという思想を提唱し、絵画・インスタレーション・トークなど技法を問わない周知を展開。撥水教とも呼ばれる、水を制圧制御することを良しとするHASSUISMの射程は生活理念や自然科学など多岐に及ぶ。
instagram→ https://www.instagram.com/chiba_daijiro/
齋藤杏奈 SAITO Anna
2014年 女子美術大学大学院 美術研究科修士課程美術専攻洋画修了
古代から中世における国内外のあらゆる図像や物語を引用し、その中の文化圏を越えた共通イメージを視覚化することで、人間にとっての原風景を探る。
twitter→ https://twitter.com/j_desuyo
小林大悟 KOBAYASHI Daigo
2014年 多摩美術大学 美術学部絵画科日本画専攻卒業
日常の中で、言葉に落とし込めずに抱えてしまった感覚を、日本画材である「岩絵の具」の持つざらざらとした物質感を手掛かりに画面の中で探る。
website→ https://www.kobayashidaigo.website
青島綾音 AOSHIMA Ayane
2018年 多摩美術大学 美術学部芸術学科卒業
線と色彩で層をつくり、その重なりから生まれる絵画空間と現実の風景を重ね、空気や時間の流れ、手前と奥行きを感じ取れるような表現、作品を目指している。
instagram→ https://www.instagram.com/aosan_1031/
石山あゆみ ISHIYAMA Ayumi
2017年 東京藝術大学大学院 美術研究科絵画専攻油画第四研究室修了
ひとつの物事の中に、ひとつでない感情や答えが共にあったりする整理されつくせない物事が、ひとつひとつの営みと共に日々の生活を紡いでいて、その間にあると思われる希望を描き続ける。
website→ https://ayumiishi.jimdofree.com
白谷琢磨 SHIRATANI takuma
2021年 東京藝術大学大学院 美術研究科彫刻専攻修了
“人”をテーマにさまざまな視点から自分の感覚を確かめるように制作をしている。素材と形の差異を感じた時に生まれる思考、またその背景にある事柄を用いての作品化を試みる。
twitter→ https://twitter.com/takumaro1101
杉山佳 SUGIYAMA Kei
2020年 東京藝術大学大学院 美術研究科博士後期課程美術専攻日本画修了博士号取得
“不在”をテーマに、「見立て」と「引用」の日本画技法を活かして見えている世界から感じる見えない世界を可視化する。
website→ https://www.sugiyamakei.com
出展作家_part.2
4月29日(土)から5月14日(日)
田中彰 TANAKA Sho
2015年 武蔵野美術大学大学院 版画コース修了
木を中心とした地球上に存在するさまざまな事象を素材とし、それらと人との関わりを木版画を軸に制作していく。フィールドワークを大切にし、ワークショップなどの活動も精力的に行う。
website→ https://www.tanakasho.com
青木飴色 AOKI Ameiro
2019年 東京藝術大学大学院 美術研究科修士課程修了
ガラス、鉄、石などの素材を用いた立体作品や絵画作品を制作。「誰かのお守り」になるようなものができればと日々制作へと向かう。
website→ https://aokiameiro.wixsite.com/mysite
ヨウカ YANG Jia
2019年 多摩美術大学大学院 絵画学科版画専攻博士前期課程修了
夢や幻想、内的なる世界について、古典的な銅版画の技法エングレーヴィングや油彩や水彩などを用いて制作。
website→ https://youkaart.wixsite.com/jiayang
林樹里 HAYASHI Julie
2018年 東京藝術大学大学院 美術研究科文化財保存学専攻
保存修復研究領域(日本画)博士課程修了博士(文化財)学位取得
「おのずから現れるもの」をテーマに、伝統的な日本画の技法・材料を用いて植物や風景を描く。自然に現れる墨の「にじみ」をいかし、自然と自分、「おのずから」と「みずから」の対話の中で作品を制作。
website→ https://www.julie884.com
VIKI ヴィキ
2022年 東京藝術大学 美術学部先端芸術表現科卒業
日常的で記憶に残らないような時間や消費行動を「時間のささくれ」とし、情報社会に生きる自分自身と他者との関わりを考察しながら制作。
website→ https://www.viablekid.com
儲靚雯 CHU Liangwen
2022年 東京藝術大学大学院 美術研究科修士課程絵画科油画専攻修了
自身と母親との関係を中心に環境や人との関わりを柔らかな色彩で穏やかに表現する。
instagram→ https://www.instagram.com/clwclwclw2/
唐貫虹 KANKOU Tong
2022年 多摩美術大学 絵画学科油画専攻卒業
サイト・スペシフィックに基づく空間、存在性、関係性、完成性などをテーマとして、絵画、インスタレーション、映像、パフォマンス、パブリックアートなど、多岐にわたり活動。
instagram→ https://www.instagram.com/st_tgh/
岩﨑拓也 IWASAKI Takuya
2022年 東京芸術大学大学院 美術研究科修士課程絵画専攻油画技法・材料研究分野修了
「秘密の花園」という言葉をきっかけに制作。どこかの「空間」に住む、居る、モノ、コト、の、小さな秘密の居所を作る。
website→ https://matujin.work
上條信志 KAMIJO Shinji
2022年 東京藝術大学 先端芸術表現科卒業
ありふれる街の連なりと行き交う人々。、そこに在る人と営みが集積し生まれる景色と無数の物語を複層的な場面として選び取り、そのとめどない時間そのものを見つめ直すために新たな持続として構成する。
instagram→ https://www.instagram.com/shinjikamijo/
高橋健人 TAKAHASHI Kento
2023年 東京藝術大学 美術学部卒業
人とモノの中間的存在からわずかな感情を画面にへと写しとることを試みる。
instagram→ https://www.instagram.com/kento_takahashi_/