1/22-1/27▷飯田典子|LOVE and Kisses for Valentine’s DAY!!
2019年1月22日(火)~1月27日(日)
22日(火)16:00~20:00
23日(金)~26日(土)12:00~20:00
27日(日)12:00~18:00
バレンタインに贈る「仲良しカップルの輪が世界を救う!!
愛なしには語れない?!」飯田典子の世界
gallery fuでは1月22日(火)から1月27日(日)まで、飯田典子の個展「LOVE and Kisses for Valentine’s DAY!!」を開催いたします。
現在スーダン在住の飯田典子は、これまで中南米やアフリカなどでの国際協力や国際ボランティア活動に従事、そのかたわらに世界各地で出会ったさまざまな「色」と「感情」を作品に描き出しています。世界のさまざまな人々、文化、思想、それらに違いはあれど、しかし「調和していれば美しい」という彼女が水彩で描く「多彩な色彩であっても調和していれば美しい」作品をご高覧ください。
また会期中には、「色」と「線」で「思い」あるいは「想い」を伝えるワークショップを開催いたします。スーダンのハイビスカス・ミントティーとデーツをつまみながら、水彩画の世界を楽しんでみませんか? ご家族やお友達とご一緒にぜひご参加ください。
ワークショップ|想いを線と色で描く
「線で描く」1月26日(土)14:00~15:00
「色で描く」1月27日(日)14:00~15:00
参加費:500円(材料費、ハイビスカス・ミントティーとデーツ付き)
申込み:gcfu.ws@gmail.com まで、氏名(フリガナ)、住所、電話番号、参加人数をお書きの上、メールにてお申込みください。
問合せ:gallery fu 070-6429-8597 (担当:鈴木 火~日 12:00~18:00 月休)
飯田典子さんと私は、2008年、その頃東京の広尾にありました「JICA地球ひろば」のお仕事を通して出会いました。飯田さんは「JICA地球ひろば」の主任として同僚みんなから慕われており、忙しいお仕事の合間をぬって絵を描いていらっしゃったことも知っています。
gallery fuの立ち上げにはかけつけてくださって「私も個展するからね。」とおっしゃってくださいました。その後、彼女はスーダンへ行ってしまいましたが、今回約束を覚えていてくださって、1月の個展となりました。スーダンからの遠征です。
飯田典子の国境を越えた世界観とこころに秘めた思いをお楽しみいただけることと思います。
gallery fu代表:鈴木智惠
展覧会によせて
作家は作品を公の場に出してしまえば、その作品がどこへ向かうかは、それを見てくださる方に委ねるしかありません。
私が制作に取り組む時は、色から始まり、色のなかで泳ぎ、ワクワクしたり、ホンワカしたり、フワフワしたり、しっかりしたり、ときに泣き出しそうになりながら、色のバランスを感じ取りながら全体を構成していきます。線が遊びに来ることもあります。
最後の一筆を置くときは、作品を見ていて穏やかに息ができるようになったときです。
抽象の世界で、見る人がその絵のなかに入って遊んで、お話を創っていただくのも楽しいのですが、今回はここ数年、何故か周りに素敵なあたたかカップルが現われたり、色からもホラホラここに!と誘われることも多く、今回の展覧会のテーマ ”LOVE and Kisses for Valentine’s Day” のような作品群になってきたこともあり、旧知のgallery fuの鈴木さんにお願いして、個展と自分の生活に必要不可欠になっている「色」と「線」で「思い」「想い」を伝えるワークショップをさせていただくことになりました。
私は色に惹かれて水彩での制作活動を長く続けていますし、これからも続けていくと思います。
今回の個展で色の神秘やパワーを感じていただけ、日々の中でアートや美について触れる機会が増える方々がいらっしゃれば嬉しいです。(飯田典子)
When an artist shows his/her work in public, the work could go everywhere else with the feelings and thoughts of someone sees it.
When I paint, I begin with colors, in the colors I swim, am excited, get warm, feel fly, stand firmly or sometimes get crying and then make the balance of colors and totality with harmony. Lines come to play with the colors sometimes.
I could put the brush when I feel breathe deeply and nicely in front of the work.
In the world of abstract, seers can play in the work and create his/her own story and I really enjoy it. Although this time I have several works for the theme of this exhibit “LOVE and Kisses for Valentine’s Day” because in these years I met several nice warm loving couples and the colors in my work have tempted me to put nice beautiful couples in it, then I asked Ms. SUZUKI(Owner/Curator of gallery fu)to make my exhibit in her place and make some workshop with colors and lines to show thoughts and image of the participants.
I am attracted with colors and work with them and will do.
I wish someone visits this exhibit and feel mystery and power of colors and keep enjoying arts and beauty in life.
飯田典子/IIDA noriko
京都府出身
日本を真ん中と考えると・・・東は中米ホンジュラスから、西の現在在住のアフリカスーダン、北は米国アラスカ州から南はアルゼンチンやチリのパタゴニアまで、様々な処を訪れたり住んだりし、そこの人々と過ごさせていただきました。
それぞれの処で、素敵な色に出会わせていただきました。そして、それらをベースに今、色と対峙しながら絵を描かせていただいています。
よく、「いろいろな所に行っておられますね!」とか「バスに乗るように飛行機に乗って、どこかに行っちゃう!」と言われますが、日本を出るきっかけになったのはJICA(国際協力機構)のボランティア事業への参加で、その後、仕事や勉強で、海外で過ごすことが多くなりました。いろいろな国での人々の生活と自分の絵の色の動きに類似点を感じることが多々あります。多彩な色彩であっても調和していれば美しい!多彩な人々・文化・言語・考え方・生き方などなど…でも調和していれば美しい!
色彩と絵画の世界に導いてくださったのは、GoetheやSteinerの色彩論を追及されたBeppe ASSENZAの下で絵画・芸術・色彩論を学ばれ、米国サクラメントのRudolf Steiner Collegeで教鞭を執られたTheodore MAHLE先生(2017年没)、Donald HALL先生(絵画制作と共にイタリア・ボルツァーノのご自身のアート・スクールで指導を行なっておられます)。
Born in KYOTO Prefecture
When we see Japan as the center, from East Honduras Central America to West Sudan Africa where I live now, from North Alaska USA to South Patagonia Argentina and Chile, where I had chances to visit and live in and passed time with the people there.
Then I experienced the beauty of colors there. On the experience, here I paint hearing what colors talk and feeling its power.
People sometimes say “You have visited to and lived in many places (out of Japan).” “You take airplane like local bus and go somewhere else in the world.” and this is true and this started since my participating JICA(Japan International Cooperation Agency) Volunteers work and then I have been working, studying abroad much time. Living in many different countries I feel similarity between people’s life and colors like various colors make beauty in harmony! and various people, culture, language, thoughts and living way and so on… if there were harmony in them it would be beautiful!!
The important teachers who had taught me and is even now teaching are Theodore MAHLE (2017 died) who taught in Rudolf Steiner College Sacramento USA and Donald HALL who lives in Italy and directs his own Arts School in Borzano as well as he paints.
Both teachers studied with Beppe Assenza in Dornach, Switzerland who worked out of colors studying Theory of Colors by Goethe and by Rudolf Steiner.