生越文明写真講座「背景力アップ|モノクロ・ワークショップ」2019

今期(2019年)の受講者募集は終了しました!

今年6月30日に開講、9月15日まで座学と撮影会を合わせて全6回の講座と3日間の修了写真展を開催した写真家・生越文明の写真撮影講座「背景力アップ|モノクロ・ワークショップ」が、来年度の受講者を募集します。横浜の歴史を刻む西洋館などの建造物を被写体に、そこにあるヒストリーを紐解きながら写真作品に仕上げる講座です。ぜひご参加ください。

2019年4月6日(土)から6月29日(土)まで各回土曜日全6回、修了写真展3日間(8月30日〜9月1日を予定)

横浜の光と影。

 一般的に写真による作品制作の「写真力」を向上させるための要素には、状況に応じたカメラの機能の使い方、レンズの特性などを生かす「技術力」と、そして、自分が何を表現したいのかを理解、整理してから撮影を行なう「表現力」があるといわれています。
 これらは、たいへん重要なものですが、果たしてそれだけで充分なのでしょうか?
 被写体のことを何も知らずに写真を撮ることと、知って撮ることで違いはないのでしょうか?
 そこで、このワークショップでは、最初に被写体となる「横浜」の街の成り立ちや「歴史」を学んでいただきます。そのうえで、横浜の街を撮影していただきます。撮影の前に被写体となる「人」「モノ」「事」「街」などのBackgroundを知ることや、調べることを「背景力」と呼びます。この「背景力」で今までと違う「見かた」や「感受性」を身につけ、さらに色の要素を取り除いた「モノクロ」による作品づくりをとおして、参加者の皆さんの、さらなる「写真力」アップをはかります。(講師|生越文明)


2018 年10月26日(金)〜10月28日(日)修了展「横浜の光と影」

座学・実習|4/6(土)、5/11(土)、6/15(土)、6/29(土)(9:00~11:45)
   会場|横浜市中区石川町1-31-9 gallery fu
野外撮影会|4/20(土)、5/25(土)(13:00~17:00)
撮影予定地|馬車道・歴史的建造物、赤レンガ倉庫周辺、山手西洋館、外国人居留地遺構など
修了写真展|8月30日(金)~9月1日(日)12:00~20:00(最終日は18:00まで)
   会場|横浜市中区石川町1-31-9 gallery fu
  参加費|45000円(座学講習料、撮影会費、保険料、修了写真展出展費、含む)
     (注)ただしプリント代、レンタル額、マット代、DM代、交通費、飲食代は除く
 募集定員|5名(最低開催人員3名)参加希望者が定員を超えた場合は、座学・実習のみ別グループ(実施日別途設定)を設置します。
申込み締切|3月31日(日)
申込問合せ|gallery fu(鈴木)gcfu.ws@gmail.com 070-6429-8597(火〜日 12:00~18:00)
 参加条件|本ワークショップでは次のような条件を満たしていることを前提としますが、写真歴の短い方、初心者の方の参加も大歓迎です(1)一眼レフカメラ、ミラーレス一眼レフをお持ちの方(2)ご自分のカメラの基本的な操作方法を理解している方(無料のカメラ設定実習あり)(3)従来の「横浜」街歩きワークショップに飽きた方(4)モノクローム作品に興味のある方(5)組み写真にチャレンジしてみたい方(6)自分の作品を展示してみたい方

講師|生越文明/写真家 日本写真協会会員(PSJ)オリンパスプロ会員(OGPS)

長年、自動車エンジン開発に携わ ったが、難病発症に伴い早期退職。2013 年よりフリーランスの写真家 となる。
街中の風景をモノクロ作品 としてまとめる傍ら、ウェディング、 モータースポーツ、ライブなどの撮影もこなす。 主な写真展に「めぐりあい」「Tokyo/Yokohama Buildings 2013-2015」「Within 8 hours-限りあ るなかで-」「Seventh Heaven~至福の時~」など。出版物として「CRP JAPAN Tokyo/Yokohama Buildings 2013-2015」(Kindle版)がある。

詳細はこちら(募集要項 PDF)(受講内容 PDF