3/6-3/18▷齋藤杏奈個展2018|ノスタルジアvol.3

36日(火)~318日(日)
12002000日曜日は1800まで 入場無料 月曜日休廊

望郷の念「ノスタルジア」をテーマとした個展、第3弾。

gallery fuでは、3年連続3回目となる齊藤杏奈の展覧会「ノスタルジアVol.3」を開催いたします。
2016年3月に開催した展覧会「ノスタルジア」は、福島出身の齊藤杏奈が美術大学の3年生だった2011年3月に直面した東日本大震災から5年後に、初めて故郷への想いに真っすぐと向き合った作品展でした。自身の幼少期の想いや体験を軸にした内容でしたが、翌2017年3月に開催した「ノスタルジア2|月と人獣」では、すべての人が同じように抱く「心の故郷」を突き詰めていきました。
そして今回の「ノスタルジアVol.3」では、齊藤杏奈が描く「故郷」をとおし、私たちが心の奥底にしまい込んでいる普遍的なイメージを引きずり出してくれます。
齋藤杏奈が描く作品の前で、自分自身の「ノスタルジア」をじっくりとみつめたい展覧会です。ぜひ足をお運びください。(gallery fu代表 鈴木智惠)

個展によせて
ノスタルジアとは故郷に懐かしさを覚える一方その故郷に二度と戻ることが出来ないという恐れを抱く病である。既に私にとっての故郷とはもう訪れることのできない記憶の果ての土地なのかもしれない。
東日本大震災を経た2011年3月当時、生まれ育った故郷とは全く別の場所のように福島が私には見えていた。そしておおよそ震災後の1年間私はこの問題に作品を制作することで向き合っていた。そしてその課程で周囲の環境や自分の内面が変化を感じることで、死という普遍的なものとの日常の密接性を再認識し今を生きることこそが私の表現であるという結論に至ったのだ。
今回の展示はその表現の延長であるといえる。東日本大震災を経て私は、自分のアイデンティティの原点はあくまで福島にあることを思い知った。やはり故郷とは離れてこそ思うものであったのだ。

2016年より開催してます「ノスタルジア」の第3弾を開催致します。
すっかりライフワークとなったこのテーマですが、日々作業的にならぬよう制作に向かい合うことを忘れず更なる深みに迫って行きます。(齋藤杏奈)

齋藤杏奈/saito anna

1989年 福島県生まれ
2012年 女子美術大学絵画科洋画専攻卒業
2014年 女子美術大学大学院美術研究科修士課程美術専攻洋画 修了
主な展覧会
2010年「トーキョーワンダーウォール公募2010」入選(東京都現代美術館)
2010年「世界堂 第6回世界絵画大賞展」協賛者賞(伊研賞)受賞
2011年「TWS-Emerging 2011:168・169・170・171」出展(トーキョーワンダーサイト本郷)
2013年「トーキョーワンダーシード2013」入選
2013年「上海 Shanghai Joshibi Art Gallery Award ドローイング コンペティション」入選
2014年「女子美スタイル2013 超少女(ULTRA GIRL)」選抜(東京都美術館)
2014年「第1回CAF賞」入選
2014年「アートアワードトーキョー丸の内2014」神谷幸江賞受賞
2014年「トーキョーワンダーウォール公募2014」入選
2015年「GOTH Dissection and Suture」ヴァニラ画廊(東京・銀座)
2016年「被災地からの発信 ふくしま3.11以降を描く」福島県立美術館
個展
2010年「adolescence end」ヲウチギャラリー(ニューヨーク)
2010年「untitled」ギャラリー銀座フォレスト(東京・銀座)
2014年 「禁猟 ~両性具有者の森~」ヴァニラ画廊(東京・銀座)
2014年「巨大な悪魔の背を下り、再び現世に誕生す。」gallery fu(神奈川・横浜)
2016年「ノスタルジア」gallery fu(神奈川・横浜)
2017年「ノスタルジア2|月と人獣」gallery fu(神奈川・横浜)
2018年「夜半の森」ギャラリー オル・テール(東京・京橋)
2018年「齋藤杏奈個展2018|ノスタルジア vol.3」gallery fu(神奈川・横浜)

グループ展
2017年「アートは『福笑い』」ガレリア青猫(東京・西荻窪)
2017年 「Livingに飾りたい1枚の絵」gallery fu(神奈川・横浜)
2017年「Face to Face 向き合う顔展2」ガレリア青猫(東京・西荻窪)
2017年「カイカイ愉快な生き物図鑑」gallery fu(神奈川・横浜)
2017年「ガレリア青猫セレクション展|かおとすがた」ガレリア青猫(東京・西荻窪)
2017年「icons|私のアイコン展」ガレリア青猫(東京・西荻窪)
2017年「バリュープライス」いりや画廊(東京・上野)
他 出展、入賞多数
主に日本国内で制作・展示活動中

齋藤杏奈instagramはこちら>
2017年「ノスタルジア2 |月と人獣」齋藤杏奈インタビューはこちら(youtube)>

 


カテゴリー: information, exhibitions

5月、6月のスケジュール

5/8(火)〜5/20(日)
exhibition
海老塚耕一
錆|sabi
鉄が自然の状態(安定した状態)へと還ろうとする過程で生じる「錆」を用いて、キャンバスや布や板材に描いた平面作品を展示します。


5/25(金)〜6/3(日)
exhibition
生越文明
Seventh heaven ~至福の時~
横浜の歴史を刻む山手地区を被写体としたモノクロ写真で「人生の光と影」を描きだす。写真家・生越文明の地元横浜での初写真展。


6/5(火)~6/17(日)
exhibition
荒井郁美
ペインティング・パレット
展示するそれぞれの絵のモチーフとなっているのは、まさにその絵を描く際に使った画材道具としてのパレット。パレットを描くために使われるパレットを描いた、ある種の常識、あるいは固定概念を気持ちよく覆される展覧会。