2/20-3/1▷第18回 カナガワビエンナーレ国際児童画展応援企画「世界のネコレクション」展

2015年2月20日(金)ー 3月1日(日)
12:00〜20:00/日曜は18:00まで 入場無料 月曜休廊

神奈川県主催の「カナガワビエンナーレ国際児童画展」からセレクトした世界の子どもたちが描いたネコの絵15点と、24人の現代美術作家が描いたネコのさまざまな表情が、ギャラリーをにぎやかに埋め尽くします。

「昨日の夢に、猫の友達が出てきた」
「昨日の夢に、猫の友達が出てきた」 (It is Last Night Dream,Cat Friends)

きっかけは、カナガワビエンナーレ国際児童画展の応援!
 「カナガワビエンナーレ国際児童画展(※1)」は、4歳から15歳までの世界の子どもたちと神奈川県在住の子どもたちを対象に1981年から隔年で神奈川県が開催している児童画展です。絵画を通じて子どもたちの夢と創造力を育み、お互いの国々の生活や多様な文化を理解しようという趣旨で今年18回目を数える展覧会ですが、実はまだまだ多くの人に知られていないのが実情なのだそうです。
  そこでgallery fuでは昨年9月に、多くのアートファンが集まったヨコハマトリエンナーレの応援プログラムとして、カナガワビエンナーレ国際児童画展から20点をセレクトした展覧会「海の向こうには、忘れてはいけない子どもたちがいる。」を開催しました。ご来場いただいたみなさまにはとても大きな評価をいただき、「もっとたくさんの絵画を観たい」とのリクエストもいただきました。
  そして、さらに多くのひとに知ってもらいたい、子どもたちが描いた感情や何気ない日常から国際理解をますます深めていただきたいという思いから生まれたのが今回の「ネコレクション」展の始まりなのでした。


ネコファンにぜひ観てもらいたい絵があった!
  さて、子どもたちの絵のなかから昨年の展示作品を選出している際に気がついたことがありました。それは子どもたちが動物の絵を思いのほかたくさん描いているということでした。タイの子どもがゾウの親子を描いていたり、「ぼくの犬」と題した頼もしいイヌの絵があったり、そしてたくさんのネコの絵が入賞作品にあったのです。つぎの展覧会はネコファンにぜひ観てほしい、そしてカナガワビエンナーレのことを知ってもらいたいと考え、2月22日の「猫の日」にあわせて会期を設定しました。

現代美術の作家たちとのコラボレーション。
  そうして、「カナガワビエンナーレを一緒に応援してほしい」という呼びかけに即座に賛同してくださった24名のアーティストたちとのコラボレーション展が実現しました。世界の子どもたちが描いたネコの絵と、ネコを題材に表現したアーティスト作品がギャラリーいっぱいに展示されます。
参加アーティスト
秋山直子, いぬいかずと, 岩間正明, un/うん(松田順子), 瑛李, 大野愛, 小野里良之, 小泉さかえ,珈琲鳥子, 権藤みほ, 三枝聡, 椎橋良太, 田中怜, Tobby(飛田庸徳), のっく, 能登美希, 日比野純子,本多誠司, 三浦かおり, やまゆりの, 吉澤久美子, ロコサトシ, 渡辺真, 渡邉里絵香

人気投票とお楽しみパーティーにお越しください。
  今回の展覧会では、参加アーティストの作品を対象にご来場者から人気投票を行なっていただきます。人気3作品を選出し、gallery fuにて「2015年9月6日までに1会期(6日間)の個展を“ギャラリー使用料無料”で開催できる権利」(1名)、cafe fuでの1年間有効の「1日1ドリンク無料のカオパス権」(1名)、6か月間有効の「1日1ドリンク無料のカオパス権」(1名)をプレゼントいたします。
  投票は最終日の15時に締め切り、同時刻に開催するクロージングパーティ「大搬出祭り」中に開票して表彰式を行ないます。投票もパーティもどなたでも参加できます。どしどしご来場ください。

  7月上旬から8月に開催予定の第18回カナガワビエンナーレ国際児童画展を応援する「世界のネコレクション展」、2月20日から3月1日までネコ色に染まるギャラリーにぜひ足をお運びください。

アートで世界の子どもたちを応援したい。
  この企画展を契機に世界の子どもたちとアートで繋がりたい。ささやかではあるけれど力になりたいと、参加アーティストの出展料の一部を支援金として寄付させていただきます。


特設HP→「世界のネコレクション」展
カナガワビエンナーレ国際児童画展HP→こどもアートミュージアム