9/19-10/1▷宮川慶子|filtration

9月19日(火)−10月1日(日)
12:00~20:00(日曜日~18:00 月曜日休廊)

思考の可視化を試みる

 立体作品や平面作品に加えて、詩や写真を使ったインスタレーションを表現手法とする新鋭美術家、宮川慶子の展覧会「filtration」を開催します。一見、弱さや儚さを感じさせる美のなかに、しかし懸命な強さを込めた作品を発表する宮川は、2014年には美術家、奈良美智が選抜する若手作家を支援するプロジェクト「PHASE2014」に選ばれ、青森県立美術館・八角堂で展覧会「As I pray for you and me 」を開催。また2015年には平塚市美術館での「ペコちゃん展」に出展するなど精力的に活動しています。
 本展覧会「filtration」は、人が形成される(あるいは成長する)過程において受ける外的影響をそれぞれの深層意識のなかで「濾過(filtration)」しながら取り込んでいくことに着目、そこにある自らの思考を可視化することを試みます。

個展によせて|メモ 2017年7月10日

濾過、という言葉で展覧会をします。

濾過とは
液体や気体を濾(こ)して、ごみなどをとり除くことです。

生きているとたくさんの美しいものや醜いもの、
楽しいこと悲しいことに触れていきます。

それらは全て身体に吸収され、肉体の一部となります。
良くも悪くも、人は外側から入ってきたものによって
内側を形成されるのです。

入ってきたものを取捨選択するのは自分自身です。
それを濾過して肉体の一部へと変化させていき、
一生を共にするのです。

いもむしが、さなぎとなり液状から
蝶へと変化するように、
私は詩や粘土、絵を描くことで私の思考をどろどろにしてから
可視化しようと形にすることを試みます。
(宮川慶子)

宮川慶子/miyagawa keiko

1991年 神奈川県横浜市生まれ
2014年 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域 卒業
2016年 東京造形大学大学院造形研究科美術研究領域修了
Award
2016「MONSTER Exhibition 2016」最優秀賞
2014「プロジェクト|PHASE 2014」奈良美智が選ぶ若手作家選抜
Solo exhibitions
2017「filtration」gallery fu(神奈川)
2016「Close yet far」galerieH(東京)
2015「Paresthesia」galerieH(東京)
2014「As I pray for you and me 」青森県立美術館 (青森)
2014「As I walk inside you」 galerieH(東京)
2013「向こうの入り口」 gallery元町(神奈川)
Group exhibitions
2017「浴槽とヒタキバを巡る小さな冒険」銭湯「宮の湯」跡地(東京)
2016「冬の所蔵品展」平塚市美術館(神奈川)
2016「Oni no Hashi/little by littele|前川ひな/宮川慶子 2人展」MASATAKA CONTEMPORARY(東京)
2016「MONSTER Exhibition 2016」渋谷ヒカリエ 8/COURT(東京)
2016「東京造形大学大学院 修了論文/制作展 ZOKEI展」東京造形大学(東京)
2015「ペコちゃん展」平塚市美術館(神奈川)
2014「祈りのグラデーション」東京造形大学(東京)
2014「うつろいつつうらうら」アートラボはしもと(神奈川)
2014「掘りごたつハリケーン」The Artcomplex Center of Tokyo(東京)
2014「東京五美術大学連合卒業修了作品展」国立新美術館(東京)
2014「東京造形大学卒業修了制作展 ZOKEI展」東京造形大学(東京)
2013「銀座彫刻博覧会|エストネーション銀座店開店5周年記念展覧会」エストネーション銀座店(東京)
2013「池田満寿夫 入江明日香 井田大介 宮川慶子 高橋亜弓 5人展」番町画廊(東京)
2013「I //// My ( ) 遠いところに結んでみる、近いところをほどいてみる」Vague Art Complex Bar(東京)
2013「-Relation B-」麻布十番ギャラリー(東京)
2012「交換日記的<CORRESPONDENCE>」東京造形大学(東京)
2012「Light room vol.10」大倉山記念館(神奈川)
2012「静脈果実 Light room vol.8」ブラフ18番館(神奈川)
Fair
2017「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2017」ホテルオークラ福岡(福岡)
2016「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2016」ホテルオークラ福岡(福岡)
2012「AAC Fresh!! ACT ART COM -Art &Design Fair-」The Artcomplex Center of Tokyo(東京)


カテゴリー: information, exhibitions

5月、6月のスケジュール

5/8(火)〜5/20(日)
exhibition
海老塚耕一
錆|sabi
鉄が自然の状態(安定した状態)へと還ろうとする過程で生じる「錆」を用いて、キャンバスや布や板材に描いた平面作品を展示します。


5/25(金)〜6/3(日)
exhibition
生越文明
Seventh heaven ~至福の時~
横浜の歴史を刻む山手地区を被写体としたモノクロ写真で「人生の光と影」を描きだす。写真家・生越文明の地元横浜での初写真展。


6/5(火)~6/17(日)
exhibition
荒井郁美
ペインティング・パレット
展示するそれぞれの絵のモチーフとなっているのは、まさにその絵を描く際に使った画材道具としてのパレット。パレットを描くために使われるパレットを描いた、ある種の常識、あるいは固定概念を気持ちよく覆される展覧会。