9/2-9/16▷田代 聖晃|ブラックホールで死んでみる

201792日(土)~916日(土)
12002000 日曜日と最終日は1800まで 入場無料 月曜日休廊

人間の存在の境界線を探る

  国内外で高評価を得ている新鋭のアートジュエリー作家、田代聖晃の個展「ブラックホールで死んでみる」を開催いたします。
  東京藝術大学工芸科に学び、2017年同大学院を修了した田代は、大学在学中の2014年にドバイで開催されたDubai International Jewellery Design Awards 2014でInnovation Jewellery Design部門グランプリを受賞。それを契機に、若手ジュエリー作家や工芸作家とのシェアアトリエ「Atelier TOCOHA」を立ち上げ、精力的に作家活動を行なっています。
  本展覧会では、人間の臓器である肺、腸、甲状腺、リンパ線、胃、心臓などをモチーフとしたジュエリー作品と宇宙をモチーフとしたオブジェを発表し、人間という一個体が持つ境界線(ボーダー)や位置感の重要性を探ります。

  なお、展覧会タイトルは、宇宙物理学者ニール・ドグラーシ・タイソン博士が「この世で最も華々しい死に方=ブラックホールに呑み込まれて死ぬとはどういうことか?」を42のトピックを通じて考察する著書「ブラックホールで死んでみる/Death by Black Hole:And Other Cosmic Quandaries」から取ったものです

個展によせて|作品コンセプト
  私たちの認知する「世界」はその言葉の意味をはるかに超えて広く、人間の理解を超えた膨大な可能性を秘めています。私たちは未知への期待と好奇心を持ち、研究者たちは日々探求に心を燃やします。
  しかし、私たちの存在するボーダーはどこか。
  原子、分子、細胞、星、銀河、言葉は違えども本質は同じであると考えています。
  星は原子であり、細胞は銀河である。
  私の作品はその不確かな「単位」を極小の粒の集合体で表現し、細胞や器官、臓器などの人の内部に内包されているモノを外側に引っ張り出し装身具として身にまとい、同じ単位から構築される膨大な宇宙をモチーフとしたオブジェ群の中に閉じ込めます。
  そして人のいう「世界」の中での私たちの立ち位置を改めて考えさせるという試みを本展覧会の目的としています。(田代聖晃)


田代聖晃|tashiro kiyoaki

1988年 福島県会津若松市出身
2014年 東京藝術大学美術学部工芸科彫金専攻卒業
2017年 同大学院修了
主な展覧会|受賞歴
2011年「二日展~7 days version」嘉永蔵(福島)
2011年「クリスマスジュエリー展」(東京)
2012年「彫金の景色」東京藝術大学オープンアトリエ(東京)
2013年「全国ジュエリーデザイン画コンペティション」入選
2013年「JJA ジャパンジュエリーアワード」入選
2013年「鴻鵠塾~パールビジネスコンペティション」ファイナリスト
2013年「ほりとりどり」ガレリア原宿(東京)
2013年「第8回 藝大アートプラザ大賞展」入選
2014年「Premio Fondazione Cominelli per il gioiello contemporaneo」(イタリア・ミラノ)
2014年「第62回 東京藝術大学卒業・修了作品展」東京都美術館 (東京)
2014年「第28回公募2014日本ジュエリーアート展」奨励賞受賞
2014年「第3回日本ジュエリーデザインコンペティション」クリエイティブ賞受賞
2014年「JJAジュエリーデザインアワード 2014」入選
2014年「第2回 次世代工芸展」最優秀賞受賞、金沢21世紀美術館館長賞受賞
2014年「同志社大学アートオークションSTORY Vol.5」ハリス理化学館同志社ギャラリー(京都)
2014年「Dubai International Jewellery Design Awards 2014」Innovative Jewellery Design 部門グランプリ受賞(UAE・ドバイ)
2016年「JAPAN JEWELLERY COMPETITION 2016」(東京・兵庫・宮城・愛知)
2016年「TOCOHA-COLLECT “Nouvelle Vague” 」HAMON Gallery(東京)
2016年「2016 International Art Jewelry Show」gallery MOA(韓国)
2017年「ブラックホールで死んでみる」gallery fu(神奈川・横浜)

田代聖晃website→  http://kiyoaki-tashiro.com/
Atelier TOCOHA→ http://tocoha.jp/

 


カテゴリー: information, exhibitions

10月、11月のスケジュール

10/3(火)~10/15(日)
exhibition
石山あゆみ|篠原詩織
まぶたのうら

2017年春、東京藝術大学大学院(油画)を修了した新進の美術家、石山あゆみと篠原詩織による展覧会。日常の中で出会うデザインやキャラクターなどのイメージを絵画の世界に静かに閉じ込め、その中で生命を与えることを試みる石山あゆみ、また、日常の何気ない風景を独自の視点で捉え直しうつしだす篠原詩織のインスタレーション。目に映った実像と、目を閉じだなかに残る残像、あるいはイメージ、そのどちらも愛おしいというふたりの、そこから生みだされる作品にひかりをあてる。


11/11(土)~11/19(日)
group exhibition
神島美明|山本喜久夫
三橋康弘|大森康生
大内雅史|磯部剛弘
鉄道でめぐる四季
6人のフォトグラファーがそれぞれの視点で捉えた「鉄道と四季」をテーマとした写真展を開催。30数点の写真作品に加えて、鉄道関連のグッズなども展示。


11/21(土)~11/26(日)
exhibition
Kaori Uchiyama
Beyond Thereー見たことのない風景ー
自然と人や生き物とのかかわりに焦点を当てるフォトグラファー、Kaori Uchiyamaの写真展。屋久島の息をのむ自然をドローンを使って上空から撮影。